北京オリンピック
東京、ソウルに続くアジアで3回目のオリンピックもあっという間に終わりましたね。
北京と日本の時差は1時間程度でしたので、ライブで日本選手の活躍を観戦することができました。オリンピックではたくさんの感動がありました。序盤は柔道や競泳、中盤から終盤にかけてはレスリング、バドミントン、卓球、女子サッカー、それから何といってもソフトボール。本当にすばらしかった。
今回のオリンピックの日本選手の話題のひとつに前回のアテネに続いてメダルを獲得した選手が相次いだことです。柔道、競泳、女子レスリングでは、オリンピック2連覇を成し遂げました。
オリンピックはご存知のように4年に1回の開催です。新しい選手が次々と現れてくるスポーツの世界で4年間にわたって世界のトップの座に君臨し続けることは大変なことです。しかも、よく選手のインタビューなどを聞いてみると、それは単純じゃないことがわかります。「前回大会後、怪我をして絶望状態に陥った。」とか「負け続けてオリンピック代表になれるかもわからなかった」という選手もいました。
こうした選手が再びメダルを手にすることができたのは、肉親やコーチ、同僚選手の励ましなどで再びチャレンジ精神に火をつけ、毎日の練習に汗を流したからでした。挫折を経験した選手は前よりもっと強くなるのです。
オリンピックのどんな試合を見ても感動させられます。わずかな時間の試合のために何年間も鍛え抜くことは尊いことだということや最後まで勝負を捨てない選手が勝利を手にすることができることを私たちに教えてくれます。(M)