介護保険はどう変わる
介護保険について改定の国会審議がすすんでいます。
介護保険といえば、介護を家族だけに任せるのではなく社会的な力で支えるという目的をもって2000年4月から開始されたものです。もう導入されて5年も経ったのですね。そのときから新たな負担となった介護保険料を、40歳以上の方は、今月も健康保険料や国民健康保険料と一緒に納めたり、年金から天引きされています。
65歳以上の方が介護保険サービスを受けるには、介護認定を受けてから介護施設や在宅サービス事業者に申し込むことが必要です。介護保険ができれば、「入所待ちから今度は施設を選べるようになる」「在宅サービスが充実する」と盛んに宣伝していました。
でも、5年も経った現在はどうなのでしょうか?介護施設に待たないで入所できるのでしょうか。残念ながら、そういうことにはなっていません。それならば、当然、見直しが必要ですね。でも、ことはそう単純ではなさそうです。
介護保険改定の内容は次回に。
(M)