自殺の原因

暗い事件や台風や地震などの自然災害が多い中で、それに輪をかけたような暗い話題を提供するのは気がひけます。でもそんなことを言っていられない事態です。

 新聞などの報道がありましたが、昨年の自殺者が前年よりも3,000人増えて34,000人になりました。6年連続で3万人を超えており、1日100人が自ら命を断っていることになります。県内でも昨年380人が自殺しています。交通事故による死亡のなんと4倍だそうです。

 自殺の原因はというと、なんといっても健康問題が第1位。次いで経済・生活問題。さらに家庭問題、勤務問題と続きます。最近、経済・生活問題の増加が著しいといいます。働き盛りの45〜60歳の男性の負債や生活苦、失業による自殺が増加しているからです。

 自殺というと「自由意志の現れ」や「個人の選択」と捉えがちですが、最近のものは、追い詰められどこにも行き場がなくなり、唯一の解決策が自殺しかないという状態に追い込まれての自殺が多いといいます。「借金返済ができなくてどうしたらいいかわからない」「何十年勤めた会社をリストラされて、途方にくれている」など、長引く不況を原因としたものが増えているのです。

(M)