本月の教訓

いよいよ秋も深まってまいりました。日に日に寒くなりますが、お体にお気をつけください。
 本ホームページで連載していた「生物の眼の進化」が、月刊誌「眼科ケア」で一年間連載されます。どうぞご覧ください。

 10月4日に、大槻勝紀先生の結婚式に出席するため京都に行ってきました。先生は2年半、井出眼科病院に勤務され、その後京都第2赤十字病院に転勤、その傍ら非常勤医師として引き続き当院で網膜硝子体手術、白内障手術を担当してもらっています。
 新婦福岡直美さんは、前YBC(山形放送テレビ)ニュースキャスターで新婦側を代表して井上義昭YBC取締役、安藤勲営業局次長を始めニュースキャスターの堀田孝さん、小坂憲央さん、江橋摩美さん、小川香織さんなど皆さんテレビでおなじみの方々が出席されました。 そもそもの馴れ初めは、大槻先生が当院に勤務中のことだったようです。院長だけ最後まで全然知りませんでした。
 ところで「本月の教訓」ですが、テーブルスピーチについて東北人も話下手ではいられないということです。新郎側はすべて関西人、つねひごろ会話は当意即妙の言葉の応酬、気のない返事をしたらたちまち「突っ込みが足りない」といって叱られます。新婦側もおしゃべりが本業のニュースキャスターの方々ばかりで、これまた話が上手でした。私と言えば、いつものようにモグモグ小声で話すばかり。
 しかし今や「いかに上手に自分の意見を他人に伝えるか」の時代なのですね。私は手遅れですが、若い東北人たちは、関西人よりもむしろ立派な意見を持っている人が多いのですから、プレゼンテーションで損をしないように上手な発表の仕方を身に付ける必要があるとつくづく思いました。