健保法改定
7月25日に健保法改定が強行採決されました。患者さんの自己負担が1兆5千億円増加するという話もあり、その分、国庫負担は減りますが病院が儲かるのではありませんから、くれぐれも誤解なさらないように願います。
ところで、この法案には「薬事法改定案」も付帯していて、こちらの方も通ることになります。
そうなるとコンタクトの販売業に関連する安全対策も強化されることとなり、例えば改定後は、今までの届出制が許可制に変わります。即ち都道府県知事の許可がないと販売が出来なくなり、許可されるためには種々の許可要件があってその尊守が求められます。また、許可要件に適合しているかの確認も受けることになり、今までのような通販や眼科医のいないコンタクト量販店は設立が難しくなることが期待されます。その他にも販売管理者の設置義務、管理者の専門講習の継続的受講、申請者の欠格要件なども盛り込まれます。